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会長あいさつ


北海道公立学校教頭会 会長  深 澤 一 寛(札幌市立中の島小学校)


 令和6年度会長を仰せつかりました札幌市立中の島小学校 深澤 一寛と申します。新役員を代表して、一言御挨拶申し上げます。北海道公立学校教頭会の会長職は、全国では北海道ブロックの長としても、職責の重いものではありますが、道公教事務局の先生方の協力を得ながら、さらには、各地区6名のブロック長様、及び各地区教頭会の皆様のお力をお借りして、令和6年度の活動を着実に進めて参りたいと考えております。

 さて、予測困難な現代において、人材確保、人材育成、教育DX(デジタル・トランスフォーメーション) 、いじめや不登校対策など、様々な教育課題の解決に向けて、副校長・教頭に求められる職責はますます大きいものとなっております。中教審の次期教育振興基本計画にもある「持続可能な社会の作り手の育成」「日本社会に根差したウェル・ビーイングの向上」の実現のため、北海道公立学校教頭会としても、「研修」と「要請」の二本柱をより一層充実し、教育課題の解決に向け、各関係機関の皆様と連携、共同して取り組んで参りたいと思います。
 
 さて、総会の中でお知らせした通り、今年度は北海道公立学校教頭会研究大会渡島大会を、9月20日、9月21日に北斗市・函館市で開催いたします。前年度の道北大会では4年ぶりの完全参集型で開催し、副校長・教頭同士がお互いに顔を合わせ、思いや課題を実際に交流することで、熱量を直接感じることができる大会となりました。渡島大会では、道北大会で培った運営方法等を生かし、渡島公立学校教頭会の皆様の力をお借りしながら、実りのある大会にして参りたいと考えております。 


 また、今年度より、令和8年度全国公立学校教頭会研究大会札幌大会に向けて、準備委員会を発足し、円滑な大会運営のための準備を進めているところです。大会テーマを始め、各部の詳細にわたって、各団体との協力をいただきながら全国大会の地盤作りをする年度となります。今年度の全国公立学校教頭会研究大会高知大会には、運営事務局員が、研修と視察を兼ねて、参加して参ります。
 
 次年度、令和7年度は北海道公立学校教頭会創立60周年にあたる年となります。本会に多大なる御支援、ご指導いただいた関係機関並びに諸先輩方に感謝をお伝えする記念事業を予定しております。今年度は、記念事業準備委員会を設置の上、内容等を検討し、令和7年度に向けて準備を進めて参ります。

 
 最後になりますが、今年度も北海道公立学校教頭会は、全国公立学校教頭会および道内各ブロックの教頭会の皆様と連携しながら、北海道公立学校教頭会の活動を円滑に進めて参りたいと考えております。各団体の皆様の御支援と御協力をお願い申し上げ、新役員を代表しての挨拶とさせていただきます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。